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ワークキャピタルという会社をやってます。by 菊岡翔太

事業をギャンブルにしない

事業を興してから10ヶ月目となりました。おかげさまで、事業も自分自身の成長を感じる日々を過ごせており、関わってくれている方々にたくさんの感謝をする毎日です。

昨年事業を始めてから強く思うことであり、大切にしていることがあります。
それはタイトルにある通り、事業を決してギャンブルにしないということです。

会社を始めるとよく、失敗する可能性が高いよと言われます。当たればハッピーだし、当たらないことが多いよ、ということが言われたりします。

例えばもし自分が投資家という存在だったら、10社に投資して1社が成功して大きなリターンが出てくれば良い、という考えだと思います。

ただ、あくまで事業を始めた人というのは、そういうマインドでは決してないわけで、全ての事業家は成長させていくんだという想いをもっていて、何より事業がうまくいかないことを前提にやる人なんて一人もいないわけです。

つまり、事業家本人からすると、事業は決してギャンブルではないという考えが出てきます。

当事者でビジネスをするのと、離れた立場でそのビジネスを見て、支援するのではその覚悟が全く違ってきます。

 

なにより、事業を始めた以上はビジョンに向かって突き進んでいくもの。そのビジョンを叶えるのは決して数ヶ月で成し遂げることはできないですし、数年でもできない、と思っています。

10年先を見据えて、今必要なことに打ち込めるか。
そうした10年先を見て、今を捉えられるか、ということがとても重要だと思うようになっています。

あくまでビジネスはサステイナブルであるべき。ビジョンに向かっていけば、やるべきことが自然と見えてくる。
まだまだ何も大きく言えるような実績を出してはいないですが、そう考えています。

 

ただし、じんわりじんわり事業をやっていれば良いのかというとそれも違う。

攻めるべきタイミングというのは必ずくる。それはいつ来るか、いつそのタイミングを作れるかは事業によって変わってきますが、そのタイミングのときにアクセルを踏める経営者であれるかも大事です。

それができるかが、事業を飛躍させられるかということにかかってくるのだとも思っています。

 

今は僕自身の事業もおかげさまで、日々前進しており、海外展開の相談も多くいただくようになってきました。

将来を見据えてアジアで事業を展開したい。今の製品をアメリカで展開したい。韓国や中国、台湾、香港の企業との取引を増やしたい。などさまざまな相談をいただいて、一社一社向き合って、マーケット調査をし、ウェブサイトを作り、翻訳をし、というところまできました。今後は海外セールスなども始まってくる予定で、大きく動き出します。


中小企業を中心に、海外での事業をもっとやりやすいものにしたいと思っており、もっと言えばそうした方々の成長を願って、叶えていくことを自分たちの幸せにしたいと思っています。

ひとつひとつの想いに応え、100%の力で支援していくことで、本当に目指している事業に近づき、さらにそうしたことが着実と事業としての財産となっていくのだと信じています。

そして、ゆくゆくはそこで培うグローバルなネットワーク、経験、人材を元に、さらに多くの事業者の海外展開を加速できるようにしていきたいと考えています。
海外マーケットに挑戦する中小企業が増えていければ、それが周りを刺激し、さらに多くの企業が真にグローバルなマーケットで挑戦していける。そして、そうしたアクションが増えることで、日本の社会がもっと活性化する。そうした風に社会に貢献していきたい。

いますぐに一直線でそれだけをやるのではなく、しっかりと事業のベースを固めながら、さまざまな経験を増やし、顧客を増やし、勝負するタイミングに備えていきたい、そう思っています。
しっかりと事業基盤を固めつつ、事業を決してギャンブルにはせず、10年先を見据えた「今」を大切に、日々一生懸命、事業に向き合っていきたいと思いました。