kikuoopsのBlog

ワークキャピタルという会社をやってます。by 菊岡翔太

2017年と2018年

前回ブログを書いてからしばらく経ってしまいました。反省、反省。

反省して新年最初のエントリーとなるわけです。

謙虚に、ということを大切にしたいと思っているので、反省から始まるのはいいことじゃないかと思うわけであります。(そんなことはない。

 

振り返ってみると2017年、いろいろな経験をさせてもらいました。今の状態に満足なんかしていませんが、それでも最高の1年でした。そしてとっても成長させてもらいました。

やはり一番大きかったのは事業を始めたこと。これに尽きます。

自分が20歳のときに決めていた、20代で起業するということ。それをギリギリ29歳で守ることができました。もちろん起業することはゴールでもなんでもなく、会社をやるというのは手段の一つではないことも理解しているつもりです。目的と手段をごっちゃにしないこと。

ただし大切なことは、やはり「やってみること」で本当に多くのことを学ぶんだと思います。やらないで考えていたり、完璧を求めていても、成長は限られる。

体当たりしてやってみたほうが良い。いろんなところに頭をぶつけてぶつけて、早く成長していくもの。こういうことは巷でよく言われていますが、本当にその通りだなあと思うわけです。

これは人間だけでなくて、全てにおいて同じだと思うんです。野生の動物なんかもワイルドな自然のなかで、生きるか死ぬかでたくましく育っていくんだなあと。

 

生き物だけじゃなくて、機械すら同じだなあと思うわけです。ディープラーニングなんかもそうで、どうやって正解を導き出すかというと、最初はひたすら失敗をして、成功したときにそれを繰り返すんです。

 

けん玉を失敗し続けるペッパーが、微修正を繰り返して少しずつ改善して100回超えたあたりで一度成功すると、それを記憶して何度やってもできるようになるという有名な動画。

 

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人間と同じにはできないものかもしれませんが、言いたいことはまずはやってみて失敗してみることだと。

 

僕自身もいろんなことをこの半年で経験できました。

最初にスタートしたシニアの人材事業を途中でストップさせ、別の事業へ舵を切っていきました。方針転換してからはとにかく事業を続けたいという思いで、ウェブサイト制作を中心にしてきました。がんばって営業した先には、きちんと売上があがってきまして、数ヶ月間はまずは「稼ぐこと」に集中しました。とすると、次に出てくるのは「自分はどこを目指しているんだっけ」ということ。

ビジョンを明確にもっていないからこそ、売上は出ていても何か物足りない。何か物足りないというよりも、全然物足りない。

そうすると、次のステージに入っていき、本当に自分がやりたいこと、社会へ提供したい価値を探すことになっていきました。

自分の中ですぐに答えが出たわけではありませんが、事業をしていく毎に少しずつ明確になってきて、今はビジョンがかなり固まってきました。

それは、「意欲ある中小企業の海外展開を支援する」ということ。支援し、成功させること。国内のマーケットが縮小し続けるからこそ、ますます海外で事業をしていくことが大切になってきます。昔のように安い人件費を求めて生産を海外に移すのではなく、売上をあげていくマーケットが海外になっていく。そうすることで、もう一段階成長のステップをあげられる。

と同時に大切なことは、そうした人たちが海外に挑戦して、成功させることで、まわりへ刺激を与える存在となること。

僕自身もそうで、英語が完璧ではないけれど、今も海外の企業と商談をしていっているわけです。海外事業をやりたいという人は多くいるけれど、実際にやる人は少ない。だからこそ、自分もどんどんチャレンジしていくことで、誰でも意思があれば世界を舞台に仕事もできるんだということをみせていきたいと思っています。

それと、自分はどこまでいっても仕事が好きなんだなあと思います。そして仕事を頑張っている人が好きで、応援したいし、儲かってもらいたいし、事業をうまくやってもらいたい。

だからこそ、自分が向き合いたいのは本気で事業をしている人たち。だけれど、新規事業でかつ海外となるとハードルが高い。それを僕の会社の力で、少しでも飛び越えていけるようにサポートしたい。

なんとか2017年中にそうした想いを徐々に定めることができました。

2018年はまだまだ基盤をつくる年ですが、少しずつ攻めていきたいと思っています!