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ワークキャピタルという会社をやってます。by 菊岡翔太

転換

ちょっとしばらくブログ更新が滞ってしまった。というのも、実はシニア人材事業の他に、事業の柱をもう一本作っているからだ。

シニア人材の事業を1ヶ月半ほど行い、50以上の企業と50名以上のシニアの方々に会う中で、いろいろと見えてくることが多かった。逆に見えてきてしまったことで、事業モデルをもう一段階も二段階も見直さなければいけないと思うことがあった。

実際、このままこの事業だけで進んでいくと企業としては泥沼にはまっていく。それもよくわかった。

 

そうした中で、事業をしっかりと存続させ、そして発展させていくためにもきちんとした事業の柱をいま作っておくことが大切。同時にこれから長いであろう経営者人生のなかで、今の時期にしっかりと事業ができる体力をつけておくことも必要であると思うようになった。

ということがあり、シニア人材事業は存続させているものの、今自分の力の8割以上は別事業に投下している。

それは全く分野が異なるのだが、製造業の営業強化に関わる事業をしている。営業強化というと、WebマーケティングやWebサイト制作、営業コンサルティングなど。

実は、前職在籍中に週末などの時間を使って、個人事業主として製造業の会社の海外販売支援を行っていた。そのときには、同様に海外向けのWebサイトをつくったりということを中心に行っていた。

実際、それはそれで事業としても小さくともできていたし、かつ何よりも介在することの価値が非常に大きいことを実感していた。

技術面が中心の中小製造業にとっての課題は、営業であり、そして特にWebである。そこをカバーし、これまで関わりのなかった海外のクライアントとの接点を創りだすことができたことは当時非常に大きな充実感があった。

だからこそ、もう一度この分野で自分の力を使って、目の前の人の役に立とうと思うと同時に、会社としてしっかりと存続発展させていく。そして何より、これも非常に価値のあることであるので、充実して仕事をさせてもらっている。

マッチングビジネスは企業と人と両方が動いている存在のものであるのに対して、企業という軸1つを基本的にはみていくのは大きな違い。そしてスケールの小さな初期の段階でもマッチングのビジネスモデルと比較すると、事業にはなりやすいとは思っている。

また、以前からお世話になっている社長らもいて、この分野をしっかりと広げていこうと思っている。

これまでシニア雇用だ、人手不足への解決だ、と言っていた自分からすると、ちょっと急な方針転換に映るかもしれないが、正直なところ事業をやっていくとはそれくらいのものだ。それくらいの俊敏さ、切り替えは必要であると思っている。

この2ヶ月でもいろいろな経験をしながら、少しずつ前に進んできている。

これからはシニアの人材以外のテーマが中心になるかと思うが、変わらず読んでくれるとありがたい。